コミュニケーションが上手な人

コミュニケーション上手な人の特徴

「コミュニケーションが上手くなる」ことは、「あなたが会話を途切れることなく提供して笑わせる」ことではありません。

コミュニケーションを最大限に単純化すると「話をよく聞く」「相手に正確に伝える」ことに辿り着きます。そして「話をよく聞く」ためには、「相手が話して」くれないと始まりません。

では話しやすい相手って、どんな相手でしょう。

  • 印象がよい
  • 信頼できそう
  • 話を一生懸命聞いてくれている実感がある
  • うまく聞き出してくれる
  • 反対意見ばかり言わない

など、いろいろな要素があります。

あなたが、相手にとって「話しやすい」人になれば、相手から積極的に話してくれます。コミュニケーションは取りやすくなります。

印象がよい人

印象の重要性

人は「見た目を気にする」生き物です。

もちろん他人からどう見られているかも気にしますが、相手がどんな人か、ということを気にします。

お金もうけの話はきっちりした服装のほうが説得力がありますし、相談をしたい相手は怖い顔の人ではなくて優しそうな顔の人でしょう。

人は見た目に左右される

「見た目に左右される」ことを証明した法則が「メラビアンの法則」と呼ばれています。

アメリカの心理学者、アルバート・メラビアンは、矛盾する「言葉」「口調」「表情」を組み合わせたときの相手の反応について、実験を行いました。

  • 言葉:好意を示す単語、嫌悪を示す単語、中立的な単語
  • 口調:好意的な口調、嫌悪感のある口調、中立的な口調
  • 表情:好意的な表情、嫌悪感のある表情、中立的な表情

この言葉、口調、表情を矛盾する組み合わせにした場合、どれが優先されるか、という実験です。

例えば「興味のなさそうな『表情』で、攻撃的な『口調』で、愛の『言葉』を伝えた」場合に相手がどう捉えるのか。

この例のときに「興味がないんだ」と捉えれば『表情』を優先したと考えられますし、「皮肉を言っている」と捉えれば『口調』を優先したと考えられますし、「愛されているんだ」と感じれば『言葉』を優先したと捉えることが出来ます。

結果的に

  • 言葉(話の内容)を優先した:7%
  • 口調(話し方)を優先した:38%
  • 表情(外見・態度)を優先した:55%

というように、人間は矛盾する情報を伝えられた場合「表情を最優先する」という結果でした。

この結果から、コミュニケーションの際には「『言葉』以外のこと」が大きく影響を与えていることがわかります。

信頼できる人

信頼関係が築けていないと安心して話せない

例えばあなたが安心して話せる人は「気を使わなくていい人」「価値観が合う人」「信用できる人」などでしょう。その相手からみたあなたも、安心して話せる人だと思います。

それが「信頼関係を築けている」状態です。

信頼関係を築くことを「ラポールを築く」といいます。

ラポールとはフランス語で「橋をかける」という意味ですが、「心に橋をかける」=「お互いを信頼し、安心してコミュニケーションを行うことが出来る」関係を築くことです。

つまり、会社や学校、夫婦、親子、友人など、どのような人間関係においてもコミュニケーションの基礎となる重要なことです。

通常は無意識に出来上がるラポールを、「意識的に」作ることで、コミュニケーションがうまく取れるようになります。

信頼関係を築く技術

信頼関係を築く(ラポールを築く)ためのテクニックには

  •  「ミラーリング」
  •  「ペーシング」
  •  「バックトラッキング」
  •  「キャリブレーション」

といった技術がありますが、どれも基本は、相手を「よく見る」「よく聞く」ことです。

相手の仕草をよくみて真似る、相手の声のトーンや状態に合わせる、相手の状態をよく観察して注意を払う、相手の言ったことを繰り返す、といったことです。専門的な技術ももちろん役に立ちますが、もっと簡単な(基本的な)こともがあります。

それは「うなずく」「あいづちをうつ」「会話を続けさせる言葉」です。これらはちょっと覚えるだけで、すぐ効果が表れます。

例えばあなたが安心して話せる人は「気を使わなくていい人」「価値観が合う人」「信用できる人」などでしょう。

その相手からみたあなたも、安心して話せる人だと思います。それが「ラポールを築けている」状態です。

例えばあなたが安心して話せる人は「気を使わなくていい人」「価値観が合う人」「信用できる人」などでしょう。

その相手からみたあなたも、安心して話せる人だと思います。それが「ラポールを築けている」状態です。

話を一生懸命聞いてくれている人

「関心をもって聞いてくれる」という実感

あなたが一生懸命話しているとき

  1. スマホを触りながら聞いている
  2. 聞いているけど、時々違う方向を見ている
  3. 時々うなずきながら、あなたを見て聴いている

さて、一番話が弾むのはどの場合ですか?ほとんどの人は、3ですよね。

うなずきながら自分を見てくれる相手だと、何だか「聞いてくれる!」と感じて、ついつい話が盛り上がってきます。

相手の話をよく聞いて、相手の心の波が大きいときは大きくうなずき、心の波が小さいときは小さくうなずく、それだけで「興味を持ってくれている」と感じます。

「聞く」と「聴く」の違い

「聞く」(耳に入ってくる音や言葉を受け取る)ことと、「聴く」(関心をもって意識を向ける)ことは大きく違います。

誰でも、「何となく聞いている人」より「一生懸命聴いてくれる人」と、楽しく話が出来ます。

話をうまく聞き出してくれる人

質問をして会話を膨らます

「ほうほう、それで?」「えー?なんでー?」「いいね!いつのこと?」こんな風に質問されたら、話は広がりますよね。

コミュニケーションを図るときは、だれでも

  • 「省略したり(誰が?何を?)」
  • 「湾曲したり(こうだろう、こう思うだろう)」
  • 「一般化している(自分はこう、ふつうはこう)」

しています。逆に聞き手側も

  • 「想像したり(あの人が?あれを?)」
  • 「さらに湾曲したり(多分ああだな、多分こう言ってるな)」
  • 「その人にとっての一般化(私はそう、ふつうはそう)」

して情報を補完しています。

その「勝手に補完(間を読んで解釈)」した部分をあえて質問(確認)することで相手は「話をきちんと聞いてくれていて、しかも興味があるんだ」と解釈してうれしくなります。

5W1H(when、where、who、what、why、How)も質問出来るのですから、聞くことは尽きません。

質問の仕方にも、コツが

でも「それで?」「なんで?」「いつ?」といった質問をいくつも続けられたら、何だか尋問されているような、追及されているような気になりませんか?
ですから、
「それで?」よりも「ほうほう、それで?」
「なんで?」よりも「あ、それって、こういうこと?」
興味を持ってるんだ!でも、ここをもうちょっと教えて!」という聞き方が大事です。

反対意見ばかり言わない人

コミュニケーションの基本は「よく聞くこと」です。「聞くこと」は「話しをさせること」につながります。

Aさん:「お腹一杯で寝るのって、気持ちいいよね!」

Bさん:

①「ホント、気持ちいいよね!」

②「・・・・(スルー)」

③「太るから最悪ー」

Aさんがコミュニケーションを「続けやすい」のはどれ?

まぁ、とても仲が良ければ③でも盛り上がりそうですが、一番続けやすいのは①ではないでしょうか。

お腹一杯で寝ると太る、というのは一般論ですからAさんは「知ってて食べてる」可能性が高いでしょう。

つまりAさんの気持ちになれば「知ってても、気持ちいいからついつい」というわけで、そこを「太るから最悪」と返されてしまうと、それ以上話を広げられません。

「ホント、気持ちいいよね!でも太っちゃうから困るー」と返せばAさんだって、「そうなんだよー、太っちゃうんだよねー」と盛り上がります。

人は「自分でわかってても」「人に反対されたくない」気持ちがあります。

「その通りだよ!」と受入れ、「でもねぇ」って続けるのが大事。

いつも反対されると、話すのがつまらなくなりませんか?

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